リハビリテーション技術課の紹介
理学療法士・作業療法士・マッサージ師が在籍し医師の指示のもとにリハビリテーションを実施しています。
脳梗塞や脳出血、骨折などの患者様を中心に、機能の再獲得や、日常生活の改善を図ります。その人らしい生活を取り戻すために必要なことは何かを考え、患者様やそのご家族、当院の多職種のスタッフと協働し、関わらせていただきます。
【理学療法】
ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、及び障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)等を用いて、自立した日常生活が送れるように支援する医学的リハビリテーションの専門職。
【作業療法】
人間の生活に必要な衣・食・住はもちろんのこと、趣味や仕事、精神的な活動など、その人に必要な生活の要素をまとめて「作業」と呼んでいます。
生まれつきであったり、病気やけがなどによって、身体や精神に障害を負い、その人にとって大切な「作業」が失われたときに、私たちはその「作業」を取り戻すお手伝いをします。
【職員の資格取得状況】
皆様のお役に立てるよう、資格取得を通じて、様々な知識・技能の習得に励んでいます。(令和5年9月1日時点)
・三学会合同呼吸療法認定士:5人
・心臓リハビリテーション指導士:1人
・心不全療養指導士:2人
・日本糖尿病療養指導士:1人
・住環境コーディネーター2級:3人
・介護予防推進リーダー:1人
・地域包括ケア推進リーダー:1人
【学生受け入れ状況】
リハビリ職を目指す学生の育成のため、実習等を受け入れています。(令和5年9月1日時点)
・総合臨床実習、評価実習、見学実習:複数人(年間)
・臨床実習指導者講習会受講者:8人(年間)
【業務内容】
運動器リハビリテーション
脳血管リハビリテーション
呼吸器リハビリテーション
心大血管リハビリテーション
リハビリテーションカンファレンス
その他の業務
院内看護師・コメディカルに対して勉強会を開催しています。また、緊急時対応の講習会としてAEDの使用方法を確認したり、衛生的な環境を保持するために、手指消毒の徹底や環境クロスでの清掃などを行っています。このほか、各種ラウンドを行っています。
例:認知症ラウンド 糖尿病ラウンド 下肢救済チーム 呼吸療法認定士ワーキンググループ
災害救護活動
救護班の一員として災害に備え、日頃から研修や訓練を重ねています。
主事として、災害時には現地に赴き救護活動を行います。庶務的な役割全般を担い、救護班が円滑に活動できるようにサポートし、目的を達成できるように調整を行っています。