検査技術課の紹介
検査技術課では血液や尿などの生体試料を用い、臨床診断や経過観察などに必要なデータを迅速に医師に提供しています。
検査結果は正確性を保つために、精度管理を実施し日本臨床検査学会から精度保証を受けています。
【業務内容】
細菌検査
喀痰・便・体腔液など様々な検査材料から細菌の有無を判定します。
*グラム染色
*抗酸菌染色
【輸血検査】
全自動輸血検査装置を用い安全な輸血療法検査を行っています。
【迅速病理検査】
術中迅速検査(組織のみ)連携病理診療を実施しています。
手術中の組織検体の標本作製をし、病理医が癌転移や取り残しがないか1時間程度で病理組織学診的断をしています。
【生理機能検査】
心電図
手足と胸に電極を付けて検査します。
心臓が正常に働いているか調べ、不整脈や心筋梗塞などの評価にも用います。
*標準12誘導心電図
*ホルター心電図
*運動負荷心電図(トレットミル・マスター心電図)
肺機能検査
喘息やCOPDなど肺疾患の評価の他、手術前検査の一部として検査します。
正しい検査結果を得るために患者様の協力が必要な検査です。
脳波検査
頭痛や痙攣・意識消失など様々な症状の原因検索に用いられます。
(お皿の様な電極を付けますが、痛みは伴いません)
*脳波検査
*夜間脳波検査
神経生理検査
体表に音や電気を流して、神経の状態を見る検査です。
*上下肢
*ABR
*ENoG 等
聴力検査
難聴や耳鳴り・めまいなどの症状に対して検査します。
聞こえの検査・鼓膜の動きの検査・耳鳴りの種類を調べます。
*標準純音聴力検査
*ティンパノメトリー
*レフレックス検査
*語音検査
*耳鳴検査
超音波検査
人間の耳では聞こえない音(超音波)を体表に当てて対象の臓器や血流などを映し出す検査です。
苦痛はほとんどありません。
*腹部超音波
*乳腺超音波
*心臓超音波
*下肢超音波
*頚動脈超音波
PWV(血圧脈波検査)
動脈硬化や閉塞性の疾患を調べる検査です。
終夜睡眠ポリグラフィ-
睡眠時無呼吸症候群の有無を調べる検査です。
簡易検査後、精密な検査が必要な場合は1泊の入院をして検査します。
当施設では確定診断に用いるフルタイプPSGを実施しています。
*パルソックス検査(簡易検査)
*PSG検査