自治医科大学古河地域臨床教育センター長挨拶
古河市は茨城県の最西端に位置し、栃木県、埼玉県、群馬県との県境に隣接する人口約14万人の地方都市です。このため当院は地域の二次救急医療機関として、県内のみならず県外の近隣市町村からも広く救急患者を受け入れています。
2017年3月2日、栃木県外では初めての自治医科大学古河地域臨床教育センターが当院に開設されました。当院の医局には自治医科大学のみならず他大学からの医師も多く在籍しており、診療科を横断した診療連携が自然に行われています。そのような環境のもと医学部生や研修医の皆さんの充実した研鑽の場となるよう協力してまいります。
自治医科大学古河地域臨床教育センター長 横田 英典
当院を受診される患者様へ
当院は、自治医科大学古河地域臨床教育センターを開設し、医師を目指す学生の臨床研修および教育を行っております。このため、当院医師による厳重な管理・監督のもと、診療や検査などの現場において実習や見学を行なう場合がございます。
皆様のご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
古河赤十字病院長
佐藤自治医科大学地域臨床教育センター長来院
2019年5月に佐藤自治医科大学地域臨床教育センター長が来院されました。
自治医科大学古河地域臨床教育センター開所式を執り行いました
2017年3月2日に開所式を行ないました。当病院長、自治医科大学副学長、古河市長らがテープカットを行ない、医師教育と地域医療の一層の充実を誓いました。この模様は、NHK水戸放送局にも取り上げられ、各報道機関による取材も行なわれました。
今後、自治医科大学の臨床研修医や医学生の教育、養成を担う教育センターでは、大学より派遣された教員医師と同病院から選抜された常勤医師が、臨床研修医と学生の臨床を高める教育・研修、総合診療医と総合診療の知識、技術、使命感を持った専門医の養成、地域医療での医師派遣システム構築の研究、持続的な医師確保システム構築の研究、地域医療支援などに取り組むこととなります。また、医師養成への貢献だけではなく、同病院の医師のキャリア向上にもつながり、病院の活性化にも大きく寄与することが期待できます。
同大学出身の医師が多数を占める当院は、高度先進医療などの分野で大学との結び付きが強く、また地理的条件から同大学付属病院に通院する住民の多い地域でもあるため今回の教育センターの立ち上げは地域医療の一層の充実につながることと思われます。
当院のご案内